教員の生活

教員一年目の部活の顧問がつらい人へ【実体験から対処法を話します】

教員一年目の部活動の顧問がつらい人へ

みなさまこんにちは。まこです。

この記事を開いてくれたということは、今、部活動の顧問で悩んでつらくなってしまっていることとお察しします。

実は私も、公立中学校で一年目の時に部活動の主顧問になり、とてもつらく大変な思いをしました。

私の教員時代で一番大変だったことを聞かれたら、一年目の部活動顧問と答えるほどです。

この記事では、そんな私の経験を少しお話させていただいて、どのようなことが大変だったのか、また、つらい時にはどのように対処していけばよかったのかということに関して、お話させてもらえればなと思います。

まこ
まこ
ぜひ、今部活動の顧問がつらくて悩んでいる方は、この先もお読みください。

公立教員一年目の部活動顧問でつらかったこと

私は、私立中学校で一年間講師の経験をしてから、公立中学校に正式に採用になりました。

教員としては二年目だったので、公立教員の経験はなくても、いきなり部活動の主顧問を任されることになりました。(私立中学校では、部活動の副顧問の経験はあり)

ですが、それがとんでもなかった…大変なことの始まりでした。

具体的に何がつらかったかというと、

  1. 前の顧問が全員もう学校にいない
  2. 副顧問も初任者
  3. 担当した部活動が前年度全国大会優勝の超強豪
  4. 保護者の目

この4つでした。

前の顧問が全員学校にいない

部活動の顧問を任されて(弓道部の顧問でした)、一番最初に困ったことは、前の顧問が全員もう学校にいないということでした。

主顧問と副顧問合わせて、3人いたそうですが、全員異動や退職でいなくなっていたのです。

もちろん引継ぎもなく、聞きたいことがあっても誰にも聞くことができませんでした。

しかも私は初任者で、部活動の主顧問も初めてなので、顧問の仕事自体がよくわかっていません。

ですので、本当に何からやったらいいのか困惑して眠れなくなったこともありましたね…

副顧問も初任者

私の他に、もう一人副顧問として配属されたのが、同期の初任者の先生でした。

つまり私の担当した部活動は、顧問二人とも教員一年目の先生になってしまったのです。

しかも、その先生は過去に副顧問の経験などもなく、部活動の仕事に携わるのが初めてでした。

二人とも、部活動の顧問のことは右も左も分からない状態からのスタートでした。

当然、慣れない作業にミスもたくさんしましたし、必要以上に苦労したなという印象です。

担当した部活動が前年度全国大会優勝の超強豪

教員一年目で何もわからない中で部活動の顧問をするだけでも大変ですが、私の担当した部活動は、前年度の総体(夏の大会)で全国大会優勝をしていたのです。

「全国大会出場」ではありません。「全国大会優勝」です。

しかも、私が顧問になった年の総体では、前年度優勝校として全国大会に招待をされていたのです。

つまり、私が顧問に決まったときには全国大会出場が、もう決まっていたのです。

昨年度全国優勝した部活動を率いるので、当然、今年度も結果を出すことが期待されていました。

プレッシャーは相当なものでしたね。

「私、部活動顧問はじめてなんですけど~!?いきなり全国大会で結果出せって荷が重すぎませんか~!?」と何度心の中で思ったことか…

しばらくプレッシャーでおなかが痛い日々が続きましたね…

結果は、なんとか全国大会3位になりましたが、夏の大会が終わったときは力を使い果たして放心状態でした…。

保護者の目が厳しい

全国大会で優勝するような部活動なので、当然、保護者も部活動に熱心な人が多く、その目も厳しかったです。

「前の先生はこうだった」と比較されてしまうことはしょっちゅうでした。

おそらく、前年度の先生からいきなりよくわからない新人が顧問になって、保護者の方も不安だったと思います。

慣れない顧問の仕事に失敗してしまったり、部活動の大会で結果が出なかったりしたときに、保護者の方から不満を口にされたときはつらかったですね…

もちろん理解のある優しい保護者の方もいたのですが、保護者の方との信頼関係の構築が一年目は難しかったです。

まこ
まこ
保護者の方にとっては何年目の先生でも顧問であることには変わりないので、不安に思われていた方も多かったと思います。

教員一年目の部活動の顧問がつらい人への対処法

私には、上記のような部活動の顧問の経験がありました。

この記事を読んでくれているみなさまがどのような状況で部活動の顧問がつらいのかは分からないのですが、つらいという気持ちには誰よりも共感できると思います。

 

私が教員一年目のつらかった顧問経験から考える、顧問がつらい時の対処法は以下のとおりです。

  1. 二年目からは楽になると考える(自分のやり方ができる)
  2. 外部コーチを積極的に導入する
  3. 上司に現状をしっかりと相談する
  4. 本当に嫌なら顧問を断ってもよい
まこ
まこ
一つずつ見ていきましょう。

二年目からは楽になると考える

一年目の顧問の時には大変だと感じたことも、二年目からはかなり楽になるというのが私の実感でした。

経験とはすばらしいもので、同じ仕事をしても、苦痛や苦労が全く違うものになるのです。

例えば私の場合には、部活動の経営方針を二年目からは自分がやりやすいように変更できたので、非常に楽になりました。(練習の仕方、休日の練習時間、部活動のルールなど)

さすがに一年目からやり方をがらりと変えることは難しいですが、二年目からは可能です。

部活動顧問はあくまでもあなたなので、自分の経営しやすいように部活動を変えていく権利があると思います。

生徒や保護者と相談をしながら、自分の理想とする部活動にしてみてください。

外部コーチを積極的に導入する

自分の経験のない部活動を担当する場合や、技術指導が負担になってしまっている場合には、是非積極的に外部コーチの力を借りることをおすすめします。

外部コーチに技術指導を頼んでいる間に、顧問は別の事務作業などの部活の仕事を進めることができるからです。

昔は先生が部活動の顧問の仕事を全て担うことが普通でしたが、今は違います。

顧問の仕事を全て一人で抱え込んで苦しむくらいなら、私は外部の力も積極的に導入するべきだと考えています。

私は自分が経験した部活動を担当したということもあって、外部コーチは導入しませんでしたが、今思えば外部コーチを導入するべきだったと後悔しています。

ひとりで抱え込まず、外部の力も積極的に取り入れてみてください。

上司に現状をきちんと相談する

今、部活動の顧問がつらいと悩んでしまっている人は、しっかりとそのつらさを上司に相談していますか?

私もそうだったのですが、上司は忙しそうだし、なんとなく相談がしにくくて、一人で抱え込んでしまう人が多いと思います。

ですが、つらいことや困っていることがあれば、遠慮せずに上司に言うべきです。(私はこれができなくて必要以上に苦労した)

上司(校長や校務分掌の部活動担当教員など)には、部下が働きやすい環境のために尽力する義務があります。

ですので、上司に相談することが、悪いことや恥ずかしいことと捉えずに、ぜひ相談してみてください。

担当の部活動を変えたり、主顧問から副顧問になったりと、何かしらの対応策を検討してもらえると思います。

 

 

本当に嫌なら、顧問を断ってもよい

そもそも、部活動の顧問をやることは強制ではありません。

暗黙の了解で強制のようになっていますが、本来は部活動の顧問は自由なはずです。

ですので、本当に嫌なら、部活動の顧問を断ってもよいと私は思います。

「断ったら周りからどう思われるだろう…」「実際に断ることは勇気がいる」と思われる方も多いと思いますが、部活動の顧問を断ることで、自分の抱えているつらさに気づいてもらえる可能性もあります。

部活動顧問がつらくて心身の健康を損ねてしまっては元も子もないので、上司に自分の気持ちをはっきりと伝えて、話し合うことをおすすめしますね。

特に教員一年目で部活動の顧問に悩んでいる人は、悩みを周囲に相談できずに抱え込んでしまうことが多いです。そのまま抱え込んでいても、結果的に自分にとっても学校にとってもよくない方向に進んでしまうので、悩みがある場合には積極的に上司に相談することをおすすめします。

まこ
まこ
部活動の顧問を充実したものにするのは、中学校教員としての生活にも関わってきます。

結果的に私は、数年間部活動の顧問をした後、結婚を機に中学校教員を退職しています。

中学校教員と部活動は切っても切り離せない関係にあるので、自分の生活が変化し、部活動を中心に生活を回すことが厳しくなりました。

二年目からは部活動の運営が軌道にのってきたとはいえ、私は部活動の顧問の悩みを周囲に相談できずにいました。

顧問は続けているけど、悩みや不満を誰にも相談できない状態が続き、部活動の顧問をすることを前向きに捉えられなくなってしまいました。

もし、一年目の時や困ったときにもっと周囲に自分の思いを相談していたら、顧問の仕事を前向きに捉えることができたかもしれないと今でも思っています。

ですので、顧問の仕事に悩んでいる方には、自分の思いをきちんと周囲に話してほしいなと思いますね。

 

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まとめ

この記事では、教員一年目での部活動の顧問がつらい人への対処法を書きました。

私がこの記事を通して一番言いたいのは、今抱えているつらさや悩みを、上司や同僚に相談してみてくださいということです。

「相談するのが気が引ける」「周りに迷惑をかけたくない」このように思って自分の中だけで抱え込んでしまうと、事態はいい方向へは向かいません。

私自身も、過去の自分にアドバイスをするならば、「顧問をしていてつらい現状をしっかりと上司や周囲に話しなさい」と声を大にして言います。

ためらう気持ちは分かりますが、勇気を出して、自分の気持ちをしっかりと打ち明けてみてください。

この記事を読んでくれた方の悩みが、少しでも緩和されると嬉しいです。

まこ
まこ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。