みなさまこんにちは。まこです。
今回は、教員採用試験に不合格になってしまった人を全力で励ます記事を書きたいと思います。
この記事に辿り着いた方は、教員採用試験に不合格になってしまい、今現在とてもつらい思いを抱えていると思います。
私には、そのつらさが誰よりも痛いほど分かります。
なぜなら、私自身も気合十分で受験した教員採用試験に不合格になり、人生一の挫折を味わった経験があるからです。
不合格を経験し、様々な悔しさや葛藤を味わいましたが、その中から得た教員採用試験の不合格への向き合い方をみなさまにお話しできればと思います。
不合格後の具体的な行動に関しては以下の記事に詳しく書いてありますので、ぜひあわせてご覧ください。
教員採用試験に不合格になっても気にする必要はない
私は、大学4年生の時に受験した教員採用試験に不合格になった経験があります。
結果的に翌年の教員試験には合格しましたが、それまでにはいろいろな葛藤がありました。
教育学部で教員になることにまっしぐら。アルバイトも塾。教員になるために役立つものは全て取り入れる勢いの学生。
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大学4年生。準備万端、気合十分で挑んだ教員採用試験に不合格になる。
周囲の友人は全員合格。人生一の挫折で落ち込む。
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落ち込みすぎて数週間家に引きこもって誰とも話さず。
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公立学校の講師ではなく私立学校の講師として働くことを決意。
履歴書を送り、私立中学校の常勤講師として勤務することが決まる。
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私立中学に勤務しながら、ラストチャンスのつもりでもう一度だけ公立の教員採用試験を受験することを決意。
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2回目の教員採用試験で合格。
簡単にまとめるとこのような感じです。
教員採用試験に不合格になった時は非常に落ち込みましたが、
もし今そのときの自分にメッセージを伝えるならば、
「教員採用試験に不合格になっても気にする必要はない」と言いたいです。
今不合格に直面しているみなさまの中にも、結果を真摯に受け止めすぎて、
「自分の何がいけなかったのだろう」
「足りないものは何だったんだろう」
「もう自信がない」と落ち込んでいる方が多いと推察します。
しかし、あまり気にしすぎないでいただきたいなと私は思うのです。
理由は以下のとおりです。
- あなたが教員としてふさわしくないわけではないから
- 不合格になっても他にたくさんの道があるから
- 失敗を経験したからこそ見えてくることがあるから
理由①あなたが教員としてふさわしくないわけではないから
教員採用試験に不合格になると、「自分は教員としてダメなんだ…」「人としてもダメなんだ…」このような感じで、落ち込んでしまうと思います。
しかし、そんなことは全然ありません!
私自身は2回目の教員採用試験に合格し教員として働きましたが、
正直なところ自分の中では1回目と2回目の受験の時とで、実力に大きな差があったとは思っていません。
倍率も、1回目の受験の時は低かったのに落ちましたが(中学国語で2倍ほど)、2回目の受験の時は比較的高かったのに合格しました(中学国語で5倍ほど)。
要するに、合格するときは合格するし、落ちるときは落ちるのです。
ですので、実力不足だとあまり深刻になりすぎずに、「次は合格できる」という気持ちでいて大丈夫ですよ。
理由②不合格になっても他にたくさんの道があるから
教員採用試験に不合格になって落ち込んでいる方の中には、
「自分にはこの道しかないのにどうしよう…」と選択肢を狭めて考えている方がいます。
昔の私がまさに私がそうでした。
「この道がダメな私はもう終わった」と。
しかし、そんなことはありません!
不合格になってしまっても教員として働く道はありますし、他の職業に就くという選択肢もあります。
人生の選択肢は、自分が見ようとすれば本当にたくさんあるものなのです。
現に私は、公立の教員採用試験に不合格になってから私立中学校の常勤講師に応募し、私立教員として働き始めました。
今まで自分の中に選択肢としてなかった私立教員の仕事でしたが、
実際に勤めてみて教員としての自信もつきましたし、公立学校とはまた違った経験をすることができました。
また、私の知り合いの中にも、
教員採用試験異不合格になってから大学院に進学して学びを深めたうえで教員採用試験に合格した人や、教員の道はやめて地方公務員になった人もいます。
教員採用試験に不合格になったからこそ出会える道や、新しい仕事が必ずあるはずです。
理由③失敗を経験したからこそ見えてくることがあるから
失敗や挫折をすることはとてもつらいです。
私も不合格になった時はとてもつらく、自分には何もない、何の価値もないと絶望しました。
しかし今思えば、教員採用試験に不合格になったことで、失敗してしまった人の気持ちが痛いほど分かるようになりましたし、主体的に行動していく人生に変化したと思います。
一回とことんまで孤独になり、落ち込み、悩んだ先には、新しい価値観の人生があるのだと感じています。
私は教員採用試験の不合格を経験して、自分に合った方法で頑張ることの大切さや、気になったものに挑戦していく気持ちの大切さを学びました。
その影響もあり、今ではずっと続けていくはずだと思っていた教員を退職して、フリーランスで仕事をしています。
失敗や挫折はその時はとてもつらいですが、あとになってみてみれば人生観を変えるほどの大事な経験になっているのだと思います。
みなさまの今の状況も、あとから振り返ってみれば「あの時があったから今がある」と思える瞬間が必ず来ます。(今はまだ信じられないかもしれませんが)
ですのでその瞬間まで、失敗してもいいので前進し続けてほしいなと思います。
まとめ 不合格を経験した教員にしかできない教育がある
この記事では、教員採用試験に不合格になってしまった方を全力で励ましました。
教員採用試験に不合格になったことは、決してマイナスではありません。
むしろ教員としてはプラスな経験で、
弱い立場の子どもに寄り添えるようになったり、多様な価値観を認められるようになったりと、柔軟に対応できるようになります。
不合格になってしまったその瞬間はつらいですが、いつか教壇に立った時に今の経験が役に立つ瞬間が必ず来ます!
だから必要以上に落ち込まないでほしいです。
そしてもし、教員以外の道を選ばれたとしても、諦めずに進み続ける限り、不合格の経験が無駄ではなかったと感じられる瞬間が来ます!
この記事を読んでくださったみなさまに、明るい未来があることを心から願っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
このブログでは、私の体験も踏まえながら、「教員採用試験に不合格になった後」に関する記事を多く作成しています。ぜひご覧ください。