この記事では、新たに教員になる人に向けて、これは用意しておいて絶対損はないよ!という教員の必需品をご紹介します。
新たに教員になることが決まり、新しい環境での仕事に向けてしっかりと準備をしておきたいという人は多いと思います。
このように思っている方もいるでしょう。
私も新任教員の時はあれこれと心配して準備をしたのですが…
実際には自分で買わなくても仕事が問題なくできたり、学校にあったりするものもありました(笑)
というわけでこの記事では、新任教員の人が準備しておいて損はない必需品を私の経験をもとにご紹介します。
逆に、準備する必要のなかったものも合わせて紹介できればと思います。
買って損はなし!新任教員が準備すべき必需品10選
学校での勤務をスムーズにスタートさせるために、最低限準備しておくとよいものをご紹介します。
- 仕事に着る服
- かばん
- うわばき・体育館シューズ
- 3色ボールペン
- 印鑑
- スタンプ
- バインダー
- タイマー
- スケジュール帳
- コップ
仕事に着る服
- 普段着
- ジャージ
- スーツ
- 礼服
この4点セットは必須です。
普段着は、男性教員の場合はスーツでもいいでしょう。実は女性の場合には、スーツを着る先生はあまりいません。
ちなみに私は、ユニクロでシャツやパンツを数着購入し、ローテーションで着まわして制服化してました。
また、学校はかしこまった式が多いので、スーツや礼服は必須です。
特に、スーツのジャケットは来客が急に来た時にも、普段着の上に着てカチッとした格好にできるので大活躍です。
かばん
通勤用のかばんも買いましょう。
私のおすすめは、いろいろ試しましたがリュックです。
教員は自宅で教材研究をすることもしばしばで、両手の空く容量の大きいバックは大変便利です。
また、研修で授業見学などをする際に、リュックだとメモを取ることも楽にできます。
最初のころはかわいいトートバックや、流行りの通勤カバンなどをもったりしましたが、結局リュックに落ち着きました(笑)
上履き・体育館シューズ
校内用の上履き、そして体育館シューズをそれぞれに準備しましょう。
上履きには、スニーカーを履いている先生が多かった印象です。
ちなみに私は、看護師さんなどが履くようなサンダル(黒)を気に入って履いていました。
教員は立ち仕事ですので、長時間立っていても疲れにくい靴を選ぶことがポイントです。
3色ボールペン
児童生徒の提出物をすぐにチェックするために、肌身離さずにペンは持ち歩きます。
色を瞬時に変えられて、ペンを何本も持つ必要がないので、私は3色ボールペンをおすすめします。
特に、高級感があり、書き味が滑らかなジェットストリームを愛用していました。
印鑑
- 朱肉+印鑑
- シャチハタ
- 訂正印
この3点セットは必ず準備しておきましょう。
学校は、まだまだハンコ文化です。
教員の出席簿や通知表など、印鑑を押す場面がこれでもかというくらいたくさん出てきます。
児童・生徒の通知表には、印鑑をひとつずつ押します。
一回一回朱肉に押しなおしていると手間がかかります。印鑑ホルダーも合わせて用意しておくと、業務効率化にもつながりますよ!
スタンプ
児童生徒の提出物に押す、かわいいスタンプも購入しておきましょう。
子どもって、かわいいスタンプを押だけでも勉強にやる気を出してくれます。
私は中学生しか担任したことがありませんが、中学生でもスタンプには興味を持ってくれました。
教員自身にも、提出物の添削が楽になるというメリットがあります。
ぜひ、子どもたちが喜びそうなものを用意しておきましょう。
バインダー
実は教員には、校内研修や校外研修で、授業見学をする機会がたくさんあります。
その際に、もらった資料を挟んだり、メモをとるバインダーが必要です。
タイマー
学校教育には必須アイテムです。授業内の小テストで時間をはかったり、話し合いをしてもらったりするときに重宝します。
文字盤が大きく、後ろの席の子まで見やすいものを一つ持っておきましょう。
スケジュール帳
正直、スケジュール帳は買わなくても、学校と提携している文具屋さんから無料でもらえはするのですが…
自分で選んだ使いやすいものを使った方が、断然仕事の効率化につながります。(業務効率化命!)
私が特におすすめするのは、教員用に開発された「スクールプランニングノート」というスケジュール帳です。
一番いいところは、一日ごとに時間割を書き込めるページがあるところです。
先生になると、その週にどんな授業をしたのかというものを記録して提出する週案と呼ばれるものがあります。
この週案、しっかり自分の行った授業をメモっておかないと、突然の授業変更などがあった際に正しく記入することができません。
時間割表になっているページがあれば週案の記入の際にも役立ちますし、授業ごとに必要なことをメモしておくこともできます!
また、会議や研修の記録も一冊の手帳にまとめてとっておくことができるため、必要な情報を見返すときに便利です。
コップ
教員は、みんな一人ひとつずつコップを持っています。
普通のマグカップでももちろんいいのですが、私は蓋つきの保温性・保冷性のあるコップをおすすめします。
教員って、基本的には授業をしているので、職員室の席にいる時間が意外と短いんですよね。
せっかく飲み物を用意しても、すぐに席を立たなければいけないこともしばしば。
ですので、ほこりなどが入りにくく、保温・保冷してくれる機能のものを選ぶといいと思いますよ!
番外編:新任教員が持っていると便利なものは?
ここからは、必ずしも前もって買う必要はありませんが、持っていると便利なものをご紹介します。
エクセルの本
教員の業務効率化のカギは、エクセルを使いこなすことです。
しかし、エクセルって仕事で使用する機会がない限り、なかなかうまく使いこなせないものなんですよね。
例えば、部活動で生徒の記録をまとめたり、点数計算をしたり、試験の解答用紙をつくったり…
使いながら覚えていくのはもちろんですが、使い方をアシストしてくれるような本が一冊あると安心です。
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チョークホルダー
チョークホルダーは、持っている先生とそうでない先生に分かれましたが、私自身はめちゃめちゃ重宝しました!
実際教員やって気づいたのですが、チョークって思った以上に手が汚れるんですよね(笑)
服やプリント、生徒から回収したワークなどに粉がついてしまうこともしばしば…(しかもつくとなかなか取れない)
しかしチョークホルダーを使えば手が汚れずにさらさら板書できるのでとても快適でした。
短いチョークでも書き心地が変わらないのもうれしいポイントでした!
チョークの色ごとに分けて持っておくのをおすすめします。
リングファイル
学校は紙資料が多い職場です。
膨大な紙資料を整理するには、私はリングファイルをおすすめします。
ちなみに、クリアホルダーにしまう形式のファイルも使用したことがありますが、収納できる容量が少なく、後ろにしまった資料が見えなくなってしまいました。
「クラス」「部活」「研修」などのジャンルごとに分けて、少し太めのリングファイルにどんどんとじていくようにすると、机の上が紙資料だらけになりません。
穴あけパンチ・ホチキス・はさみ
学校に基本的に文房具はそろっているのですが、上記の3つは自分専用のものを準備しておくことをおすすめします。
穴あけパンチやホチキスは、書類をまとめるのに頻繁に使用します。
使用するたびに共用のものを使っていたら、時間がいくらあっても足りません。
また、教員って掲示物作成のような工作みたいな作業を結構するんですよね(笑)
その際に一人ひとつずつ、はさみをもっていくことがあります。
新任教員が前もって無理して買わなくていいものは?
実際に働いてみないと必要か判断できないものは、無理して買う必要はないと私は思います。
例えば以下のようなものがあります。
- 文房具(学校に備品がけっこうある。ないもののみ自分用を準備すればOK)
- パソコン台(机の大きさや、使用するイメージがわかってから買う方が失敗しにくい)
- ファイルボックス(実際に働いてみないと、何個必要かわからない)
- 荷物を運ぶかご(よく教員の必需品に挙がるが、実際使用している人とそうでない人に分かれた)
- 書類ケース(これも使用している人と、そうでない人に分かれた。必要になってから買えば十分)
実際に働いてみると自分に合った必要なものも見えてきます。
まとめ
この記事では、新任教員が準備しておくべき必需品についてご紹介しました!
できるだけ必要最低限のものに絞り、本当に必要な準備物のみに厳選させていただきました。
ぜひ、勤務日初日までに準備をし、教員生活の初日を気持ちよく迎えられるようにしましょう!