このように、講師で教員採用試験を受験するときに、講師経験が有利に働くのか疑問に思う人は多いと思います。
例えば、一般企業に勤めていたり、アルバイトをしていたりする場合にも、講師経験を積んでから試験を受けた方がいいのか迷ってしまうものですよね。
今回は、教員採用試験で講師は有利になるのかという疑問について、私の経験談をもとにお答えしていきたいと思います。
よろしければ最後までぜひお読みください。
教員採用試験で講師は有利なのか?
結論から言うと、教員採用試験で講師は有利でも不利でもないです。
講師だから加点しよう、講師だから減点しようということはなく、
あくまで筆記試験や面接の受け答えの仕方から教員としてふさわしいかが合否を分ける基準になります。
講師経験があっても面接で受け答えがしどろもどろだったり、
しゃべりすぎていたりすれば教員としての適性がないと判断されて落ちる可能性は十分にあります。
また、筆記試験の点数が足りていないとなればもちろん講師であっても合格することはできません。
ただ、講師を経験している方が現場での経験や、経験から得た知見を話すことができるので、対策がしやすいというメリットはあります。
自分が実際に経験したことをしっかりと面接官にアピールするのが得意という方には、講師経験は有利に働くかもしれませんね。
教員採用試験は講師だから有利ということはない。大事なのは、教員としてふさわしいかどうかをしっかりと試験でアピールできるかどうか。言動から教員としての適性が見てとれれば、講師であっても現役であっても教員採用試験には合格することができる。
民間企業からの受験やフリーター、非常勤講師は不利か?
教員採用試験にトライする人は、教育の現場に実際にいる方ばかりではないと思います。
民間企業で勤めている方、
アルバイトでフリーターをしながら受験する方、
非常勤講師で正規の教員よりも短い時間で勤務している方などさまざまです。
このように気になる方もいると思います。
ですが、心配しなくても大丈夫です!
民間企業から受けても、フリーターをしていて受けても、非常勤講師をしていて受けても、
合格する人は教員採用試験にしっかり合格できますし、経歴が不利に働くということはありません。
なぜなら、教員採用試験は試験会場で教員としてふさわしいと判断される言動をしっかりできるかどうかが試験結果に一番に影響するからです。
教育現場はただでさえ人手不足の現場ですので、
講師しか合格の対象にしない!なんてことをしていたら人が集まりませんよね。
教員採用試験を受験したいという方は、経歴に関係なく平等に見てくれるので安心してください。
実際に私自身は私立学校から公立学校の教員採用試験をしましたが無事に合格できました。
私の友人にも、民間企業から受験した人、フリーターをしながら受験した人、非常勤講師をしながら受験した人がいますが、
いずれも講師受験1回目で無事に合格していました!
講師から教員採用試験を受験する方や、教員採用試験に再トライするという方向けの記事もありますのでぜひご覧ください。
まとめ
この記事では、教員採用試験で講師は有利なのか?という疑問に答えていきました。
教員採用試験において、講師経験の有無は結果にはあまり影響しません。
講師経験から堂々と自分の考えを述べたり、自分の強みをアピールしたりすることは合格へと近づくために大切なことですが、
講師でないから不利になるということは決してありません。
講師かどうかに関わらず、試験本番で教師としての自分の考えや教職に関する知識をしっかりと固めて、合格をつかみ取れるようにしましょう!