この記事では、進研ゼミ中学講座のタブレット(ハイブリッド)と紙教材(オリジナル)のコースについて解説します。
公立中学校と私立中学校での勤務経験あり。中学生と保護者の方向けの情報をわかりやすくお届けします!
進研ゼミ中学講座には、タブレット中心で学ぶコースと、紙教材中心で学ぶコースがあります。
この記事では、元中学校教員の目線から、タブレットか紙か選ぶときのポイントやおすすめの人などを解説します!
今回、進研ゼミさんから教材をお借りすることができたので、実際に体験した感想をふまえて、メリット・デメリットを正直にまとめます。
タブレット(ハイブリッドスタイル)がおすすめ! |
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紙(オリジナルスタイル)がおすすめ! |
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進研ゼミ中学講座の料金は?
進研ゼミ中学講座には、タブレット中心で学ぶ「ハイブリッドスタイル」と紙教材中心で学ぶ「オリジナルスタイル」があります。
それぞれのスタイルの料金を、まずは簡単に確認しましょう!
ハイブリッドスタイル (タブレット+紙) | オリジナルスタイル (紙のみ) | |
中1 (12カ月一括払いの場合) | 6,990円 | 6,400円 |
中2 (12カ月一括払いの場合) | 7,140円 | 6,570円 |
中3 (12カ月一括払いの場合) | 7,190円 | 7,090円 |
最新情報は、公式ページにて随時ご確認ください。
進研ゼミ中学講座の月額料金は、学習スタイルによって少し異なるものの、大きな差はありません。
入会金や退会金はなく、送料も受講費の中に含まれます。
進研ゼミ中学講座のタブレット料金について
タブレット中心で学習する「ハイブリッドスタイル」では、専用タブレットの購入とご自宅のWi-Fi環境が必須です。
進研ゼミの専用タブレットは、ハイブリッドスタイルを6カ月以上継続利用すれば、代金をとられない仕組みになっています。
ただし、受講6ヵ月未満での退会や学習スタイル変更の場合をした場合には、9,900円(税込)が請求されます。
ハイブリッドスタイルで学ぶ場合には、タブレットを破損時に安価で交換ができるサポートサービスもあわせて加入することをおすすめします!
年間で3,600円(月300円)かかりますが、通常39,800円の交換費が3,300円の自己負担で済むお得なサービスです。
タブレットと紙教材のメリットデメリット
中学生通信教育のタブレットと紙教材のメリットデメリットを考えてみました。
- 自分に合った勉強スケジュールを提示してもらえるため、何を勉強するか迷わない
- AIが自分に合った問題を出題し、短時間で効率的に学べる
- 動画解説で視覚的に理解できる
- 自動採点機能があるため、問題を解きっぱなしにならない
- 学校に教材をもっていけない
- 瞬時に見返したり、メモをとったりできない
- インターネット環境(Wi-Fi)がないと使用できない
- 見返しやすく、テキストに直接書き込みもできる
- 学校にも教材をもっていける
- 自分で考えて計画的に勉強する習慣がつく
- テストや模試に備えて紙での演習ができる
- 自分で学習を進めていく必要がある
- 最適な問題を教えてもらう機能がついていない
タブレットでは、自分のレベルや理解度に合わせて、必要な問題をピンポイントで解くことができます。
勉強すべき範囲も提示してもらえて、どこから勉強すべきか迷う心配もありません。
紙教材では、書き込みや持ち運びが自由にできます。
また、定期テストや模試は紙で行われますので、紙教材で演習を積み重ねたい人にもおすすめです。
実際に試してみた!進研ゼミ中学講座のタブレット学習のメリット
今回、進研ゼミさんから教材をお借りし、実際にタブレット(ハイブリッドスタイル)を使ってみました!
進研ゼミ中学講座のタブレットを使用して感じたメリットは以下のとおりです。
- 解く問題に迷わない
- 解きなおしが簡単
- 画像や動画を用いた解説で、視覚的に理解できる
- 一問一答がゲーム感覚で楽しくできる
解く問題に迷わない
進研ゼミのハイブリッドスタイルでは、問題演習は専用タブレットで進めます。
学習進度や定期テスト範囲にあわせて解くべき問題を提案してくれるため、何を勉強すべきか迷うことがありません!
AIが自分に合った問題や苦手な問題を自動でピックアップしてくれるので、サクサク学習が進められました。
解きなおしが簡単
タブレットが自動採点をし、学習の終わりには振り返りをします。
理解が不十分な場合には、解きなおしや自分に合った問題での演習を提案してもらえるので、苦手対策も簡単にできます。
点数がなかなか伸びない子や、苦手対策が一人でできない子も使用しやすいと思いますよ!
自分に必要な問題をピンポイントで出してもらえるので、とても学習しやすかったです!
画像や動画を用いた解説で、視覚的に理解できる
講義は動画や画像、音声を使って、わかりやすく説明しています。
問題を解いた後の解説も、ただ○×をつけるだけではなく、考え方や答えの導き方を詳しく解説してくれます。
学校の授業で理解が不十分な子や、問題の解答解説が丁寧な方が良い子も、安心して取り組めるつくりになっていました。
英語では、音声で正しい発音も学べるため、リスニング対策にもなると思います!
一問一答がゲーム感覚で楽しくできる
私がハイブリッドスタイルで個人的に特に気に入ったのが、一問一答で学べる教材の豊富さです。
単調になりがちな一問一答の学習も、ゲーム感覚で楽しく、どんどん学べました!
特に、つまずきやすい英語の三人称単数をトレーニングできるアプリがおすすめです!
二択問題でサクサク進められて、気づいたら演習量が増えているのが良かったです。
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試してわかった進研ゼミ中学講座のタブレット学習のデメリット【こんな子は紙の方がおすすめ】
実際に進研ゼミ中学講座のタブレットを使い、デメリットや「こんな人は紙の学習がいいのではないか?」という点も見えてきました。
私が特にデメリットに感じたのは、以下の点です。
- 問題演習のスピード感・ページを自由自在に見返すことを重視する人には不向きかも
- コンテンツが豊富な反面、目移りしやすい
問題演習のスピード感・ページを自由自在に見返すことを重視する人には不向きかも
タブレットは、自分に合った問題で勉強はできるのですが…
紙教材のように「バリバリ書いてどんどん次の問題、次の問題」と、スピード感をもって勉強するのは難しく感じました。
一問解くごとに丁寧な解答解説が挟まるので、一問にかける時間が結構長いです。
タッチペンに関しては手をついても書けますし、反応も十分いいのですが、手書きの方がやはりスピードは出ます。
- とにかく問題演習量を増やしたい!
- 自分のペースでどんどん先に進めたい!
このようなタイプのお子さまは、タブレットではなく紙の方がストレスなく進められると思いましたね!
教材が豊富な反面、目移りしやすい
専用タブレットでは、一問一答アプリやオンラインライブ授業、電子書籍など、さまざまな教材が見られます。
タブレットを開くと、興味がわく教材も一緒に目に入るので、勉強前に目移りする子もいるのでは?と思いました。
「今日やるべきレッスンを完了してから他の教材を見る」などの、ルールを決めて使用するのがおすすめです!
- 問題のみのシンプルな教材の方が集中できる
このようなタイプの子は、紙教材の方を選ぶと続けやすいのではないかと思います!
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進研ゼミ中学講座のタブレット(ハイブリッド)と紙教材(オリジナル)|どんな人におすすめ?
進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルとオリジナルスタイル、おすすめの人の特徴は以下のとおりです!
- 部活やクラブの活動が忙しく、短時間で効率的に学習したい
- どこから勉強すればいいかいつも迷う
- 動画で視覚的に理解したい
- 問題集を解きっぱなしにしてしまうことがある
- 教材を学校などに持ち歩きたい
- 書き込みをしたり、必要なページをすぐに見返したりしたい
- テストに備え、紙での問題演習に力を入れたい
- 自分のペースで進めたい
タブレット(ハイブリッドスタイル)の最大の強みは、一人ひとりに合ったオーダーメイドの学習が簡単にできる点です。
学習範囲や最適な問題を提案してもらえるため、「短時間で効率的に学習したい!」という人に特におすすめです!
一方で紙(オリジナルスタイル)は、見返しやすさや書き込みや、持ち運びのしやすさが強みです。
「バリバリ問題演習をして実践力を鍛えたい」という子は、紙教材の方が進めやすいかもしれませんね!
進研ゼミ中学講座の公式ページでは、質問に答えるだけで、おすすめの学習スタイルやコース診断もできます。
ぜひご活用ください!
進研ゼミ中学講座は学習スタイル変更ができる!
受講前によく検討したとしても、実際に教材を使用してみないと、どの学習スタイルがお子さまに合うかはわからないこともあるでしょう。
「やっぱりタブレット(もしくは紙)の方がよかったな」と途中から考えが変わることもあるかもしれません。
でも大丈夫です!
進研ゼミ中学講座は、学年の途中からの学習スタイル・コースの変更も受け付けています。
変更希望月号の前々月25日までに手続きすれば、変更可能です。(例えば、11月号から変更する場合には、9月25日までに変更手続きの連絡をします。)
手続きは電話、もしくはWeb(お客様サポート)にアクセスして進めます。
ハイブリッドスタイルを受講6カ月未満で学習スタイルを変更する場合には、タブレット代9,900円(税込)が請求されます。
タブレット→紙へ変更する場合には、受講期間6カ月以上をひとつの目安にするとよいでしょう。
学年の途中でスタイル変更したくなっても、Web上で簡単にできます。
など、本人の希望に合わせて学習スタイルはいつでも変更可能ですので、あまり悩みすぎなくても大丈夫です!
まとめ:忙しい子や自分に合った問題で効率的に学びたい子には、ハイブリッドスタイルがおすすめ!
この記事では、進研ゼミ中学講座のタブレットと紙、それぞれに向いている子の特徴について解説しました。
- タブレット(ハイブリッドスタイル)は、短時間で効率的にオーダーメイド学習をしたい人におすすめ!
- 紙(オリジナルスタイル)は、テキストに直接書き込んだり何度も見返したりして、自分のペースで学びたい人におすすめ!
- 学習スタイルの変更は、年度の途中でもWebから簡単に可能!
自分の学習スタイルに合う方を選択し、どんどん成績を伸ばしていきましょう!
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