中学生と保護者向けの勉強の情報を、わかりやすくお届けします!
- 中学生が冬休みに絶対しておくべき勉強
- 中学生の冬休み学習計画の立て方
- 学習計画を立てるときに気をつけるポイント
この記事では、中学生向きの冬休みの過ごし方や、学習計画の立て方についてお話しします。
「冬休みって具体的に何を勉強すればいいかわからない」とお悩みの人は、ぜひご覧ください!
冬休みこそ成績に差が生まれる理由
意外と盲点になりがちですが、冬休みは短期間でも成績に差が生まれやすい時期です。
なぜなら、年末年始・正月休みと重なって、勉強する人としない人がよりはっきりと分かれるからです。
勉強する人は学校の宿題を早々に終わらせて、塾の冬期講習や問題集などで苦手対策や模試対策などをバリバリします。
一方で勉強しない人は、宿題を終わらせるのもやっとという状況で、復習にほとんど時間を割きません。
中学生の冬休みの理想的な勉強時間は?
冬休み、夏休み、春休みなどの長期休みの時には、いつもより少し多めに勉強できるチャンスです。
中1・中2の場合には毎日2~3時間以上、中3の受験生の場合には毎日6時間以上が理想です。
一般的に、中学生の普段の日の勉強時間の平均は2~3時間程度と言われています。
冬休みの時間がとりやすい時期こそ、毎日2~3時間程度の勉強時間はぜひ目標にしてもらいたいなと思います!
中学生の勉強時間については、以下の記事もあわせてご覧ください。
中学生が冬休みに絶対やっておきたい勉強は?
中学生に「これだけは絶対に冬休みにやって!」と声を大にして言いたい勉強は、以下のとおりです。
必ず取り組みたい勉強…宿題 英語・数学の苦手対策
+アルファで取り組みたい勉強…国・理・社の実力テストの復習・苦手対策
必ず取り組みたい勉強
当たり前ですが、宿題は必ず期日までに終わらせましょう。
宿題の内容をひととおり解くだけでも、総復習になって、テスト対策にもなります。
そして、英語と数学の苦手対策もマストで行いましょう!
冬休みくらいがっつり時間がとれるタイミングでないと復習は難しいです。
- 冬休みの宿題や模試から、苦手な単元を明らかにする
- 問題集で苦手な単元のみピンポイントで解く(基礎的な問題のみでも可)
- 採点・間違え直し
- 間違えた問題は印をつけて、2~3日後にまたもう一回解く
たとえば数学の「正負の数」「反比例」が苦手な場合には、その単元の基礎問題のみ解きなおしましょう。
中学生の基本的な勉強の仕方については、以下の記事をご覧ください!
+アルファで取り組みたい勉強
余力がある人は、国語・社会・理科の実力テストの復習や苦手対策を行いましょう!
冬休みなどにまとめて復習し直さないと、どうしても点数アップにつながりません。
勉強の仕方自体は、数学と英語の苦手対策と同じで大丈夫です!
中学生が冬休みにも使える問題集をお探しの場合は、以下の記事もご覧ください!
【続けられる】冬休みの学習計画の立て方で気をつけるポイント3つ
中学生が毎日続けられる、冬休みの学習計画を立てるためのポイントを解説します!
冬休み中無理せず毎日勉強できるようにするには、以下のポイントに気をつけましょう。
- 宿題は12月中に終わらせる
- 勉強時間はメリハリを意識してトータルで考える
- 毎日少しでも机に向かう
宿題は12月中に終わらせる
冬休みの宿題は12月中に終わらせて、1月に入ったら苦手対策に時間を割くことをおすすめします。
12月中はまだ部活動があると思いますが、毎日計画的にこなせば、宿題を終わらせることは十分可能です!
むしろ宿題を1月の冬休みギリギリまで引っ張ると、お正月の誘惑もあいまって、間違いなくやる気がなくなります!(苦笑)
勉強時間はメリハリを意識してトータルで考える
中学生が冬休みの学習計画を立てようとして失敗しがちなこと。
それは、「毎日2時間勉強する」など少し長めの勉強を毎日しようとすることです。
序盤で予定が崩れると、「もう冬休み勉強しなーい!」とやる気もなくなってしまいますよね。
私としておすすめなのが、勉強時間を冬休み全体のトータル時間で考えることです。
理想としては、中1・中2は毎日2~3時間程度確保するのが望ましいです。
たとえば、冬休みの期間が17日間だとすると、トータルで34~51時間程度は勉強してほしい計算になります!
毎日少しでも机に向かう
勉強のリズムを崩さないために、全く勉強しない日をつくらないようにしましょう!
勉強しない日を1日でもつくると、習慣化が崩れて、一気にやる気がなくなるリスクが上がるからです。
あまり勉強したくない日でも10分は机に向かい、不足分は別の日に補うようにしましょう!
中学生の冬休み1日の学習計画表例
中学生の冬休みの学習計画表を、部活があるときとないときで、2パターンつくりました!
勉強計画を組むときの参考になればうれしいです。
部活があるとき(12月中)
部活がある日の中学生の冬休みの学習計画の一例です。
勉強するときは集中して時間を決めて行うことで、自由時間もしっかりとれたメリハリある計画になります。
- 宿題
- 英語と数学の苦手対策
部活がないとき(年始や1月)
部活がない日の中学生の冬休みの学習計画の一例です。
部活がないときは、頭のスッキリした午前中に多めに勉強するのがおすすめです!
また、寝る直前にその日の学習した内容や、暗記ものをざっと復習する時間をとると記憶に定着しやすくなりますよ。
- 英語と数学の苦手対策
- 国・理・社の実力テストの復習・苦手対策
中学生は冬休みの頑張りが次の実力テストに表れる!
この記事では、中学生の冬休みの過ごし方やぜひやっておいてほしい勉強について解説しました!
- 冬休みの理想の勉強時間は毎日2~3時間程度
- 冬休み中は、宿題と英数の苦手対策には絶対に取り組もう
- 勉強時間は冬休み全体のトータル時間で考えると、続けやすい予定が立てられる
自分に合った勉強計画を立てて、冬休み空けの実力テストでパワーアップしましょう!