この記事では、中学受験をする子や中学生におすすめの国語辞典を厳選して3つご紹介します!
私立中学校・公立中学校での勤務経験あり。中学生に本当に役立つ勉強の知識をわかりやすく厳選してお届けします!
辞書選びでこのような悩みをもっている方、多いかと思います。
わかります。国語辞典ってどれを買っても同じように感じて、何を買えばよいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、国語辞典の購入にもう困らないように、数ある国語辞典の中から
中学生に本当におすすめの国語辞典を、元国語教員の目線から、厳選して3つ紹介したいと思います!
・中学生に本当におすすめの国語辞典がわかる
・中学受験の時にも、中学校入学後にも使える国語辞典がわかる
厳選!中学受験・中学生におすすめの国語辞典3選
「中学受験をするときや中学生におすすめ」という視点で、私が厳選した辞書を紹介したいと思います。
おすすめその① 『例解新国語辞典』 三省堂
\辞書の中を確認できます/
- 教科書に出てくる語句に徹底準拠したつくり!
- 中学受験~高校受験まで対応できる、徹底して中学生に合わせたつくり!
- レイアウトが見やすい!
- 用例が難しすぎず、誰でも理解しやすい!
中学生に大好評の第九版からリニューアルし、2021年に新たに第十版が発売!
中学生の学習に必要な言葉の知識を学べるようにフォーカスされている国語辞典です。
教科書に出てくる内容を徹底的に網羅するようにつくられているのは、この辞書だけ!
「中学生になってどの辞書をもてばよいのか分からない…」という方は、選んで損のない一冊になっています。
- 教科書に出てくる言葉をしっかりと理解したい!
- これまであまり辞書は引いてこなかったけど、中学生になって辞書引き学習をより一層頑張りたい!
- とにかく見やすくて、分かりやすい辞書を探している!
おすすめその② 『旺文社国語辞典』 旺文社
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\特集ページから辞書の中を確認できます/
- 収録語数約83,500語で、日常生活で使用する語句をはじめ、様々な語を網羅している!
- レイアウトがシンプルで見やすい!
- これ一冊で、中学生~社会人まで長く使える!
- 小型版は持ち運びにも便利!
簡潔明快な説明で、中学生~社会人まで使える辞書です!
見やすい!分かりやすい!そのうえ持ち運びがしやすい!ということで、あなたの国語の勉強をそばで支えてくれる一冊になると思います。
- 一冊で中学生~社会人まで使えるような辞書が欲しい!
- 語の説明やレイアウトがシンプルで分かりやすいものが欲しい!
おすすめその③ 『学研現代新国語辞典』 学研プラス
\辞書の中を確認できます/
- 中学生~社会人まで使えるつくり!
- ことわざ・慣用句・類義語・対義語などの説明が豊富で、分からない語を引くと一緒に周辺知識も覚えられる!
- 小論文など、書くことに強くなるように考えられたつくりで、文章でどのように言葉をつかうかという用例が丁寧!
- レイアウトがきれいで見やすい!
- 小型版は、持ち運びにも便利!
「辞書で言葉を引いて、学んだ言葉を適切に文章で使えるようになりたい!」という方には、圧倒的にこの辞書をおすすめします!
国語って、辞書で言葉を引いて知識を蓄えるだけでは力は伸びなくて、
学んだ言葉を自分の表現として使えるようになって初めて力として身に着くものなのです。
学研の辞書は語の説明も簡潔で分かりやすく、さらに応用的な表現の説明もあります。
国語の勉強の基礎~応用までしっかりとサポートしてくれるような一冊になること間違いなしです!
- 中学生から社会人になっても使える辞書を探している!
- 分からない言葉の意味を調べるだけではなく、文章を書く時にも生かせる表現が知りたい!
- 言葉を一つ引けば、たくさんの関連語句も知れる辞書がいい!
- レイアウトがきれいでみやすい辞書が欲しい!
ぜひ、用途に合わせて選んでみてくださいね!
失敗しない国語辞典の選び方
実は国語辞典にはそれぞれに特徴があり、どれを選んでも同じというわけではありません。
あまりこだわりなく国語辞典を選んでしまうと、
このように、辞書を引くことがおっくうになってしまい、辞書引き学習が嫌いになってしまう可能があります。
国語辞典を選ぶときには、以下のことに気をつけて選ぶとよいでしょう。
- 語句の説明の仕方(語句の難易度や説明のくせなど)
- 見やすさ
- コンパクトさ(←これはおまけでもよし)
国語辞典を選ぶときのポイント①:語句の説明の仕方(語句の難易度や説明のくせなど)
国語辞典の中身って、同じように見えて、実は辞書によってかなり個性があります。
特に、同じ言葉でも、説明の仕方や言い回しは辞書によって大きく違います。
中学生の場合には、語の説明の仕方が簡潔で、できるだけ易しいものがおすすめです!
説明の言葉が難しいと、辞書を引くこと自体が嫌いになってしまう場合もありますので…
ちなみに私が勤めていた公立中学校では、辞書を学校で貸し出していたことがあたのですが…辞書の説明の仕方がやや難しいタイプのものだったんですよね。
そのせいで、辞書を引いても結局言葉の意味が分からずに困ってしまっていた生徒も結構いましたね。結局引いた言葉の意味を私が説明することも多々ありました(笑)
国語辞典を選ぶときには、説明の仕方が分かりやすく、引いていて苦ではないものを選ぶことをおすすめします。
国語辞書を選ぶときのポイント②:見やすさ
中学生向きの辞書を探す場合には、ぱっと開いたときに見やすいと感じるかも重要です!
子供ってとても素直なので、見にくい辞書だとびっくりするほど辞書を引かなくなってしまいますから。
辞書を引くことを好きになってもらうためにも、見やすさは重視して選ぶとよいでしょう。
国語辞書を選ぶときのポイントおまけ:コンパクトさ
これはマストの条件ではないのですが、国語辞典はコンパクトなものである方が、中学生にとってはありがたいです。
というのも、中学生の荷物の重さって尋常ではないんですよね…
もし、自宅と学校の両方で辞書を使う場合には、持ち運ぶことも考えるとコンパクトなものの方がいいかもしれません。
まとめ
国語辞典はたくさんの種類のものが出ていますが、使う年代や目的に合わせてしっかり選ぶことが重要です。
今回紹介した辞書は、「中学生にとって使いやすい」ということに焦点をあてて選びました!
①『新例解国語辞典』 三省堂
②『旺文社国語辞典』 旺文社
③『学研新現代国語辞典』 学研プラス
ぜひ、中学生向きの辞書選びの参考になればうれしいです。