- 小学校のときと違って、子供の勉強との距離感が難しい!
- 中学生の子供の勉強にどのくらい関わる?親が管理すべき?
- 勉強への関わり方のポイントが知りたい!
- 親が勉強を教えるのはあり?
この記事では、中学生の勉強への親の関わり方・サポートするときのポイントを詳しく解説します!
特に、中学生の勉強に関わる話題をわかりやすく解説します!
中学生の勉強への親の関わり方はむずかしい!

中学生の勉強への親の関わり方って、どのようにすべきか迷いますよね。
中学生の勉強は、小学生のようにつきっきりになる必要はありません。
ちょうど反抗期も重なる時期ですので、自分で考えて勉強に向き合える環境を整えてあげることが大切です。
とはいえ全くほっときすぎても、学習の遅れやつまずきを見逃すことにつながります。
保護者の方はつかず離れずのスタンスで、お子様の学習を見守れるとよいでしょう。
中学生の勉強への親の関わり方・サポートのポイント

ここからは、中学生の勉強への関わり方・サポートのポイントを詳しく解説します!
- 学習のつまずきにいち早く気づく
- 勉強環境を整える
- (成績が上がらず困っているときは)勉強法や対処法を一緒に考える
- スマホやゲームの使用ルールを決める
- 小さなことでも頑張りをほめる
ひとつずつ詳しく確認しましょう!
学習のつまずきにいち早く気づく(特に英数)
保護者の方の「一番の役割」と言っても過言ではないのが、お子様の学習のつまずきにいち早く気がつくことです。
特に英語と数学は、一度どこかでつまずくと後に習う学習内容が全てわからなくなってしまいます。↓

よくあるのが、中1や中2で数学と英語がつまずいていたのに、受験期になってからどうにかしようとするケース。
つまずいた場合には、わからないところまで戻って復習しなおさなければなりませんので、対処が遅れれば遅れるほど大変になります。
お子様に「学校の勉強はわかる?」と聞くだけではなく、成績やテスト結果などの客観的なデータからつまずきがないかこまめにチェックすることが大切です!
学習のつまずきへの詳しい対処法は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください!


勉強環境を整える
家の中に、「ここにいるときは勉強スイッチが入る」という場所をつくるとよいでしょう。
たとえばリビングでも子供部屋でも、お子様が使いやすい場所で構いません。
注意点としては、目に入る場所に物をいろいろ置かないことです。
たとえばリビングでも、何もない壁側に向かって机を設置するなど、目に入ってくる情報から集中力がとぎれない工夫をしてください。
(成績が上がらず困っているときは)勉強法や対処法を一緒に考える

お子様の成績が下がってきたとき、保護者の方の中には
「勉強しなさい!」と言い過ぎてしまったり、たくさんの問題集を解かせようとしたりする方がいらっしゃいます。
しかし、成績が下がってきたときに無理やり勉強させようとしても、かえって逆効果になることもあります。
お子様が成績や勉強法で悩んでいるときには、困っていることや不安なことを聞き、勉強方法や対処法を一緒に考えてあげることが大切です!
お子様によく話を聞いてみると
- 勉強の仕方自体がわからない
- わからない問題が多すぎてどうしたらいいかわからない
- 勉強スケジュールの立て方がわからない
など、勉強に入る前の段階でつまずいていることもあります。
もし具体的な対処法がわからない場合には、学校の先生に相談してみてもよいでしょう。
スマホやゲームの使用ルールを決める

スマホやゲームの誘惑とうまく付き合うことが、中学生の勉強では欠かせません。
スマホやゲームのやりすぎで成績が下がってしまったり、勉強に向き合えなくなったりした子を教員時代に少なからず目にしました。
これは大人であっても同じことですよね。
使用時間や使用方法について、お子様とあらかじめ話し合ってルールを決めてしまうことをおすすめします!
- 勉強中には部屋に持ち込まない
- 使用するのは勉強が終わってから
- 平日は30分以内の使用に留める
スマホやゲームははまってしまう前に、使用ルールを決めて自分で管理できるようにする仕組みづくりが大切!
小さなことでも頑張りをほめる
勉強への向き合い方や成果について、小さなことでもほめるのを心がけましょう。
点数や順位などのわかりやすい数字だけではなく、勉強に向き合う姿勢や努力の過程なども一緒にほめましょう。
反抗期で表情には出なくても、内心ではほめられて喜んでいる子も実はたくさんいます(笑)
「勉強するとよいことがある」と身をもって知ることで、自ら勉強するモチベーションにもなります!
中学生の勉強を親が教えるのはあり?

中学生の勉強は、親が教えるのも教えないのもどちらもありだと私は思います。
もし親が教えてあげなくても、学校の先生や塾の先生など、専門の先生に聞ける環境があれば問題ないからです。
勉強内容そのものを親に聞けなくても、成績には影響がないように思いますよ!
保護者の方は、勉強内容そのものを教えなくても、学習に関わるそのほかの部分をしっかりサポートする姿勢が大切です!
もちろん、保護者の方が勉強を見てあげられる場合には、お子様がわからない部分を中心に積極的に見てあげてください。
- 子供が自分から質問してきたときのみ教える
- 答えではなく、考え方を教える
- できていない部分の周辺知識もあわせて教える
- 怒らない
できていない問題があった場合には、その場で○×をつけて終わるのではなく、
教科書や問題集の解説のページや簡単な問題に戻ってやり直すのも大切です!
まとめ:保護者の方は、お子様が困ったときに一緒に解決できるよう近くからそっと見守りましょう!
この記事では、中学生の勉強に対する保護者の方の関わり方について解説しました!
- 学習のつまずきにいち早く気づく
- 勉強環境を整える
- (成績が上がらず困っているときは)勉強法や対処法を一緒に考える
- スマホやゲームの使用ルールを決める
- 小さなことでも頑張りをほめる
中学生の勉強は、管理しすぎもほっときすぎもダメです。(距離感が難しい…!)
学習でつまずいたり困ったことがあったときに、一緒に解決法を考えられるように、お子様の様子に気を配るようにしましょう!
中学生の学習のお悩みに関する記事も他にございます。よろしければ合わせてご覧ください!


